私はときどき整体スクールの講師としてお話しする機会があります。
先日その講義を聞きに来てくださった方から講義数日後に質問されました。
その質問は「この症例は自分はこう考えたが結果が出なかった、先生の意見はどうでしょうか?」というもので
写真つきで、ご自分のしたことをいった上で聞かれたものです。
いい質問方法でした。
いきなり「これってどうなんですか?」って軽く聞かれるのって
「どう?」とは何を聞きたいの?と
答える立場としては結構困りますよね。
最近、「人を動かす質問力 by 谷原誠」という角川(※後述1)新書を読みました。
「あー、そうよね」と納得する場面が多かったです。
質問者に質問する(質問に対して同じ事を逆に質問する)
質問者:「これってどうなんですか?」
私 :「これってどうだと思います?」
それに対して相手が答える
(日本人は質問に答える義務感を感じるので)
質問者:「これってAじゃないでしょうか?」(すごく考える)
私 :「他の考え方はないでしょうか?たとえば私はBかなとも思いますが?」
質問者:考え中
私 :「あなたの考え方がベストかもしれませんが、他の考え方はどうでしょう?」
質問者:「他に考えられるのはCかもしれませんね」
何度か続けると質問者が
「そうですね。最初はAかなと思いましたがCがいいような気がします」
と、自分で答えを出していくのです。
これが人を教える(教えるとはおこがましいですね。)上で大事なのかなとこの本を読んでわかりました。
で、症例に関しては、「こういう事も考えられるのでは?」とお伝えしたところ
ご自分で考えられて前回よりバージョンアップしていい効果が出たそうです。
よかった、よかった
その方にもそうですが、その患者さんが一番良かったですね。
そして私も。
その方とは「腰痛ケアスタジオ」 東さんです。
宮崎県の方、腰痛に特化した整体院ですよ。
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※後述1
角川は私にとって影響のあった出版社です。
今じゃ新書も出してるのね。
一番は「セーラー服と機関銃」by赤川次郎
今になって読みし返したり、DVDを見直すと、とてもこっ恥すかしいです。
薬師丸の同級生相手に「Youは・・・」とか、
ゲイの(今では簡単に言えるが)組員に「クレイジーね」とか
・・・イタいです。
その頃には、ちょっと年上の薬師丸ひろ子がかわいかったし、主題歌の「セーラー服と機関銃」の元ウタ「夢の途中」の来生たかおのファンになったなぁ
他の角川もので
金田一(じっちゃんの方ね)シリーズの横溝正史モノは全部読んだと思います。
全部読んだためにごっちゃになってるのと、各映画で微妙に出演者が違うのでどれが誰だか・・・
今ではよくわかりませんが・・・
でも、角川文庫のおよそ初期の「スローなブギにしてくれ」by片岡義男 映画主演浅野温子はね
その都会的な雰囲気にひかれましたよ。
♪ Wont'you 俺のことを抱きしめてくれ
理由なんてないさ
お前がほしい
「スローなブギにしてくれ」by南佳孝
ね、私の頭の中ってどんどん増殖していくでしょ?
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